建設キャリアアップシステム登録に必要な書類(技能者編)

技能者情報の登録申請時は、申請内容を証明するため各種証明書類が必要です。
添付する書類は、大きく分けて「本人確認書類」「顔写真」「社会保険等の加入証明書類」「その他(資格等)の証明書類」「同意書」の5種類があります。

本人確認書類

本人確認書類は、基本的には、氏名顔写真現住所生年月日を確認できる書類が必要です。

指定の顔写真つきの書類を用意できない場合は、インターネット申請が行えず、下記4の書類を準備のうえ本人による認定登録機関での窓口申請のみ可能となります。下記4の書類も用意できない場合には、所属事業者の代表者の同行も必要となります。

本人確認書類は、日本人と外国人とで必要な書類が異なります。

日本人の場合

次のいずれかの書類の写しが必要です。

  1. 運転免許証(条件・住所変更等している場合は裏面の写しも必要)
  2. マイナンバーカード(裏面の写しは不要)
  3. パスポート+住民票等
  4. 顔写真なし公的身分証明書類 2点(インターネット申請できず、認定登録機関申請のみ可)
    ①住民票②健康保険証③年金手帳・ねんきん定期便④雇用保険被保険者資格取得等確認通知書⑤印鑑登録証明書 の中から氏名生年月日現住所が確認できる書類を2点
    [NG例]健康保険証(現住所なし)+ 雇用保険被保険者資格取得等確認通知書(現住所なし)
    [OK例]健康保険証(現住所なし)+ 住民票(現住所あり)

本人確認書類
画像は「建設キャリアアップシステムインターネット申請ガイダンス(一般財団法人建設業振興基金建設キャリアアップシステム事業本部 )から抜粋

外国人の場合

次のいずれかの書類の写しが必要です。

  1. 在留カード(条件・住所変更等している場合は裏面の写しも必要)
  2. 特別永住者証明書(条件・住所変更等している場合は裏面の写しも必要)
  3. パスポート+住民票等
  4. 顔写真なし公的身分証明書類 2点(インターネット申請不可。認定登録機関申請のみ可)
    ①住民票②健康保険証③年金手帳・ねんきん定期便④雇用保険被保険者資格取得等確認通知書⑤印鑑登録証明書 の中から氏名生年月日現住所が確認できる書類を2点
    [NG例]健康保険証(現住所なし)+ 雇用保険被保険者資格取得等確認通知書(現住所なし)
    [OK例]健康保険証(現住所なし)+ 住民票(現住所あり)
    ※外国籍の方は、氏名がアルファベット表記されている証明書類(いずれか1 点)が必要。

本人確認書類2
画像は「建設キャリアアップシステムインターネット申請ガイダンス(一般財団法人建設業振興基金建設キャリアアップシステム事業本部 )から抜粋

顔写真

登録後に発行されるキャリアアップカードの顔写真に使用されます。インターネット申請の場合は、.jpgファイルで保存したデータを申請画面で添付します。

条件を満たせばスマホやデジカメ等で撮影したデータでも使用可能です。証明写真ボックス等で撮影した場合は、写真をスキャナ等でスキャンして.jpgファイルにしましょう。

なお、認定登録機関で窓口申請する場合には、「パスポート用サイズ(タテ45 ×ヨコ35㎜)」で指定されています。

顔写真
画像は「建設キャリアアップシステムインターネット申請ガイダンス(一般財団法人建設業振興基金建設キャリアアップシステム事業本部 )から抜粋

社会保険等の加入証明書類

各種社会保険に加入している場合には、下記の加入証明書類の写しが必要となります。下記以外でも証明書類として認められる書類もありますが、この記事では代表的なものをピックアップしています

その他認められる証明書類や具体的な書類の見本イメージ等については、建設キャリアアップシステムのホームページ(https://www.ccus.jp/p/support#the-download)内の、「証明書類見本一覧」等をダウンロードしてご参照ください。

健康保険

次の書類の写しが必要です。

  • 健康保険被保険者証

※「記号」「番号」「保険者番号」「QRコード(ある場合)」はマスキングが必要。


画像は「建設キャリアアップシステムインターネット申請ガイダンス(一般財団法人建設業振興基金建設キャリアアップシステム事業本部 )から抜粋

年金保険

次のいずれかの書類の写しが必要です。(厚生年金の場合は1または2国民年金の場合は3

  1. 健康保険・厚生年金保険被保険者標準報酬月額決定通知書
    (健康保険・厚生年金保険資格取得確認および標準報酬決定通知書)

    ※申請する技能者の「標準月額」や「他の被保険者の氏名などの情報」を必ずマスキング。「基礎年金番号」が載っている場合も必ずマスキング。
    月額報酬決定通知書
    画像は「建設キャリアアップシステム 加入社会保険等 証明書類見本一覧(一般財団法人建設業振興基金)から抜粋
  2. 厚生年金等加入証明書
    事業主が任意で発行する証明書です。書式例は以下参照。
    厚生年金等加入証明書ひな形(テンプレート)
    画像は「建設キャリアアップシステム 加入社会保険等 証明書類見本一覧(一般財団法人建設業振興基金)から抜粋
  3. ねんきん定期便 or 領収済通知書 or 年金手帳
    個人事業や一人親方など国民年金に加入の場合
    ※基礎年金番号にはマスキングが必要です。

雇用保険

次の書類の写しが必要です。

  • 雇用保険被保険者資格取得等確認通知書(被保険者通知用)
    ※事業主通知用でもOKです。

雇用保険被保険者資格取得通知書

建設業退職金共済制度(建退共)

次の書類の写しが必要です。

  • 建設業退職金共済手帳

建退共手帳画像は「建設キャリアアップシステム 「技能者情報登録申請書」の手引(一般財団法人建設業振興基金)から抜粋

中小企業退職金共済制度(中退共)

次の書類の写しが必要です。

  • 中小企業退職金共済手帳

中退共手帳画像は「建設キャリアアップシステム 「技能者情報登録申請書」の手引(一般財団法人建設業振興基金)から抜粋

労災保険特別加入

労災保険特別加入は通常(民間など)の労災保険とは異なり、主に中小事業主や一人親方が任意で加入する労災保険です。必ず「特別加入」と記載されてる書類を添付してください。

次のいずれかの書類の写しが必要です。

  1. 労災保険 特別加入証
  2. 労災保険 特別加入証明書
  3. 労災保険 特別加入申請書控え

労災特別加入証明書類画像は「建設キャリアアップシステム 加入社会保険等 証明書類見本一覧(一般財団法人建設業振興基金)から抜粋

その他(資格等)の証明書類

それぞれ保有している資格等の証明書類の写しが必要となります。

登録基幹技能者証明書類

  • 登録基幹技能者講習修了証(有効期限内のもの)

登録基幹技能者講習修了証
画像は「建設キャリアアップシステム 「技能者情報登録申請書」の手引(一般財団法人建設業振興基金)から抜粋

保有資格証明書類

  • 免許証、資格証、合格証、技能講習修了証、特別教育修了証、安全衛生教育修了証などの写し
特に修了証などの場合の注意点

資格等の登録には、証明書類から資格名、氏名、交付年月日等が正確に確認できる必要があります。

たとえば、カードタイプの場合だと表面だけでなく裏面も必要になる場合があります。手帳タイプの場合も氏名等が記載されているページとは別のページや表紙が必要になる場合もあります。

技能講習修了証
画像は「技能講習修了証明書発行のご案内(厚生労働省)」より抜粋

また、証明書類の印字等が経年劣化等で読み取れないほど不鮮明になっている場合には、有効な証明書としては認められず、登録には再発行が必要になるケースもあります。

研修受講証明書類

  • 研修名、氏名、受講年月日、主催団体などを確認できる書類の写し

表彰証明書類

  • 表彰名、氏名、表彰年月日などを確認できる書類の写し

主任技術者になるために必要な学歴を証明する書類

指定学科での学歴+実務経験で主任技術者になる方は、学歴を証明するために、指定学科の「卒業証明書」の写しが必要となります。いわゆる「卒業証書」ではなく、母校にて発行された「卒業証明書」の写しが必要となります。

同意書

事業者が代行申請する場合には、指定フォーマットの同意書も必要となります。
指定フォーマットは、建設キャリアアップシステムHP内の「https://www.order.ccus.jp/pdf_download/skill_register_all.php」でダウンロードできます。

なお、認定登録機関申請の場合には、紙の申請書一式の中にある同意書を利用します。

  1. 利用規約同意書
  2. 個人情報取り扱い同意書(窓口申請の場合は不要)
  3. 代行申請同意書(事業者が技能者に代わって代行申請する場合のみ必要)

技能者本人が、各同意書に署名と署名日を記入します。なお、自署(サイン)の場合には押印不要です。反対に、名前ゴム印を使ったり、本人以外が記入する場合には本人認印が必要となります。

また、代行申請同意書には、事業者の代表者名の欄への押印(基本2か所)が必須となります。印鑑は会社実印、角印、代表者個人の認印いずれでもOKです。

↓代行申請同意書のサンプルです。
(例えば、事業者が自社所属の技能者登録を代行申請する場合には、下図の赤枠内を全て埋めます)代行申請同意書

その他の注意点

有効期間がある証明書類については、期間内の書類を準備して下さい。期限切れの場合には不備となります。また、特に期限のない定期的に発行される書類等についても、出来るだけ直近(最新)の書類を準備することを推奨します。

インターネット申請の場合、各証明書類はスキャナーでスキャン又はスマホ・デジカメ等で写真撮影し、「.jpg」ファイル形式で保存したものを申請画面上で添付することになります。色はカラー・モノクロ(白黒)どちらでも可です。ただし、画像が不鮮明なものや見切れてしまっている場合には、不備になってしまう可能性があるので注意が必要です。

原則として各証明書類には、発行者印や受付印が押されている必要があり、ない場合には不備になります。しかし、電子申請等の場合には、発行者印や受付印がないこともあると思います。その場合には他の証明書類を探すか、何か救済措置がないか窓口へ問い合わせてみましょう。

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